〝陰と陽という名が生まれる、さらに手前に立ち戻る祭り〟

陰陽祭

いんようさい

― 磐座の目覚め ―

陰陽神社に眠る巨石。

これは、もともと地元では〝夫婦岩〟と呼ばれていた。

しかしある日、そこに、光圀公が立った。

彼はその石を見て、
ただの「仲の良い二つの石」とは
見なかった。

儒教と易経を通して身につけた「宇宙の構造の眼」を持つ彼は、
こう読み替えた。

これは夫婦ではない。

これは、陰と陽そのものだ。

光と影
天と地
動と静

世界を動かす
根源的な二つのはたらきが、
この地に、石として顕れている。

だからこそ、彼は名を上げた。

「夫婦岩」から「陰陽石」へ。

陰陽とは、白と黒。

白とは、
正しさ、光、建前、役割、社会的な顔

黒とは、
迷い、影、本音、未整理の感情、語られなかった願い

どちらが良い、ではない。
どちらかを消す、でもない。

〝本来、混ざり合って一つだったもの〟を、
もう一度、場に戻す。

それを、人がやるのではなく、
〝石〟と〝神職〟と〝場〟が、勝手にやってくれる。

人は、ただ立ち会うだけ。

巨石信仰という、言葉になる前の信仰。

〝あなたの中で、分断されたままの白と黒は、どこにありますか〟

石は、連続している

巨石。
小石。
砂。

私たちは、
大きさによって意味を変える。

大きければ「神」。
小さければ「資材」。
細かければ「砂利」。

でも物質としては、
ただの連続。

巨石は、
未来の砂であり、

砂は、
かつての巨石。

形が違うだけで、
存在は途切れていない。

巨石を祀るとき、
私たちは「聖」を見る。

砕石を道路に使うとき、
私たちは「俗」を見る。

でもそれは、
人間の側のラベル。

石の側には、

・聖も
・俗も
・格も
・序列も

存在しない。

存在しているのは、

圧力と時間と構造だけ。

だから、

巨石を祀り、
砕石を使う。
その間に断絶はない。

石は砕かれる。

でも、
物質は消えない。

エネルギーも消えない。

ただ形が変わるだけ。

つまり砕石は、

破壊ではなく「変相」。

巨石 → 岩 → 砂利 → 砂 → 地層 → 再び岩

循環している。

石は、

あなたより古い。
あなたの家族より古い。
日本という国家より古い。

何億年という時間を
圧縮している存在。

人間はせいぜい百年。

人間の悩みは、
せいぜい数十年。

石は、
そのすべてを
ほとんど無視できる時間軸を持っている。

石の前では、
人間の善悪も、成功も、失敗も、
ほんの一瞬の波でしかない。

これは慰めじゃない。

時間の再調整。

石は古い。

でも人間の営みにも入ってくる。

城になる。
橋になる。
道路になる。
墓になる。
神になる。

古くて、
動かなくて、
無機質で、
冷たいのに、

人間の歴史の中心にある。

石は、

人間より古く、
人間の営みの基盤になり、
人間より後まで残る存在。

つまり石は、

人間の「前」と「中」と「後」にある。

ここで全部が一本になる。

巨石を祀る → 聖

砕石を使う → 俗

巨石も砕石も同じ物質 → 連続

人間より古い → 時間軸の再調整

陰陽 → 分けながら、分けきらない

つまりこの祭りは、

石を通して、
聖俗の断絶をほどき、
人間の時間を、石の時間に一度合わせる祭り。

石は、連続している

巨石も、
砕かれた石も、
砂も、
同じ物質の連なりです。

祀られる石と、
道路を支える石のあいだに、
断絶はありません。

石は、人間よりはるかに古く、
わたしたちの営みを静かに見つめ続けています。

砕かれてもなお、
石であり続ける。

その連続の上に、
祈りも、社会も、成り立っているのです。

陰陽石

開催概要

名称 陰陽祭(いんようさい)
― 磐座の目覚め ―
会場 陰陽神社
住所 茨城県常陸大宮市山方4927番地
開催 2026年4月(詳細日程調整中)
陰陽神社

陰陽神社について

巨石信仰の神社(十数メートルの大きな石がご神体)

水戸光圀(黄門さん)が「陰陽石」と命名

昭和13年が最後のお祭り

祭事

祭事内容

・宮司による御祈祷

・祭事

・火消し祭り(舞踊奉納)

代表挨拶

縁の下の力持ちとして、
将来にわたって人々の快適な毎日を
支え続けてまいります。

菊池和博

菊池和博

平素は、格別のお引き立てを預り、有難く厚くお礼申し上げます。

丸山物産株式会社は、昭和17年の創業以来地場砕石メーカーとして地域有数の生産量を有し、最新の設備・システムにより、良質の砕石の供給に取り組んでおります。

砕石は、目立たないながらも人々の快適な毎日を支える土台として、これから将来にわたって重要な役割を担っていくと考えられ、私たちはこれを品質を守りながら安定的に供給していくことを使命と考え、全社員技術の向上・品質の向上に努めてまいる所存です。

当社は、地域社会との共生と、職場で働く全従業員の安全で健康な生活の確保を念頭に、これからも企業活動を邁進していきたいと考えておりますので、今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。

菊池 和博

d